ハイブ長岡で長岡まきこ会の新年会が開かれ、約26まきこ会が集まり、田中真紀子さんの話を聞いた。真紀子さんが良く勉強しておられ、日本はもとより世界中の話を語る面白さ、スピード、重要性に驚くとともに、しみじみ、応援団の僕たちも、絶えず勉強していかなければと思った。
スピーチ骨子
「昨日から、南魚、北魚と新年会をして本日になった。
今まで、(昨年来)暮れのヨーロッパで、又昨年の5月議員になる前はアメリカに行き講演依頼があり、生の皆さんの現地の声を聞く機会があった。各国は優雅で自信に満ちている。又読書もし、皆さんの声を聞くとともに、ものを考える時間(議員でない時期のこと)があったのは有意義だった。
現在の問題は先日の長岡商工会議所でもお話したが、財政破綻の問題。資産デフレの問題。それにイラク問題。ですね。
選挙も昨年もあり、今年も参議院選がありますが、選挙の経済効果はあると思う。長岡という恵まれた地域があるのは有難いが、6町村が合併すると、262,000人の有権者になる。
小選挙区は議論をして町村合併をするようでいて、取り残された所はどうするのか、又合併した場合の小選挙区が本当に公平になるのかも考えなければいけない。合併した場合は合併債という言わば借金が残りこれがその後の市町村の足かせなることも忘れてはならない。ただ合併するにではなく、それがどういうことになるのかキチンと説明し、議論しわからなければいけない。政治は弱者の生じるのを救うもので政治的に弱者(合併問題方法が)を作ってはいけない。
昨年末の国の税金使用額が82兆の内、41兆しか国の税収がない。この借金体質は問題があり、小泉内閣は、これを30兆だけの国債とすると言いながら、うやむやになってしまった。
日本人は能力は高い。
日本人は聡明であり、
日本人は物作りの能力はすぐれているものがある。
しかし老後の不安とか、いろんな不安があって国内の消費が増えないのである。
これには消費税の複数税率を導入するしかない。大蔵省の人たちと勉強会をしているが、17から20%位の消費税をとり、国民の生活必需品には前からも言っていましたが、なしか低い消費税にすれば良い。日本は物作りに精度が高く、銀行がお金を貸すことをすれば良い。銀行の経営者が経営者マインドを持って見込みのあるそういう(物作りに長所のある)企業に融資をして伸ばせばよいのである。人を育てるシステムがなく、政治家は責任をとらない。長岡でも付加価値を生む生産(業者)はある。例えば文字が飛ぶメトロノームやホテルでの時計で時間が壁に映る例(アメリカの経験で中国製)これらの優れた物作りは小さな町工場でできる。
日本が世界一食べ物をぶちゃっている。2000万トン。子供のころから、父から食べものを大事に、食べないものには箸をつけるなと教えられてきた。父は楽しく食事をし、食事をして喋れと教えられた。先を見た政治が必要。
ハンドルを切る能力。先を見て方向を見つつ変化に対応することが必要である。
公明党は貧困と平和を標榜しているが、態度がはっきりしてない。
私はイラク派兵は反対である。アメリカは大量破壊兵器があるといってきた。現在までにない。アメリカに云われてもノーと言うべきだ。
アメリカはネオコンサバテゥブまあいってみれば右翼ね。それと日本の鷹派(小泉をさす)つまり右翼が手をくんでいるので始末が悪い。
日本は政権も右よりであり、自公の乗り入れの政権はおかしい。
今後も地域有権者のために努力をおしまない。
本年もよろしくお願いします」
この後質問や、自民党で選挙に出る田中直紀氏のことの説明があった。
私も消費税の複数税率は徴収しにくいのではないか。又日本国内を通しにくいのではないかと質問意見を述べてみた。わが東長岡まきこ会は10人位の参加者が出て、隆盛の会合だった。すばらしい真紀子先生のスピーチだったと思う。
「ハイブ長岡にての田中まきこ先生」
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