駒形豊のデジタル日記

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9月26日
『シャープ北島真大社長にお会いする』
本日の早朝、シャープドキュメントシステムの北島社長の訪問を受ける。かなりの地位の方だけに来訪は恐縮であるが、北島氏は急激に変化している今こそ絶好のビジネスチャンスと捉え、ソリューション(問題解決)型の提案をすること。間接部門のコスト削減と、生産管理の効率化の訴えを、単体コピーではなく、ファクス付き、プリンター付き、ネットワーク構築まですべて提案することにより、勝機が増す。これができないディラーは他に喰われてしまう。シャープでは、すべてに対応できるサービス部門があること。ドキュメントソリューションとして、「プロバインダー」や幾つかのソフトを構築済みでこれを利用することにより、安く有効なる提案ができることを力説。どこか他でも聞いたことがある内容であるが、なぜか元気があり、シャープとしては家電や液晶で築いた実績にこのプリンター産業部門でも、良い時代に入ったとして受けとめているようだ。


9月24日
『友人西村久平君来る』
西村さんは東京にておつき合いの長い快男児である。先妻(台湾の人)の間に3人の娘あり。その方が今度再婚されブラジル人の奥さんのチトさんを連れてこられた。奥さんは日本語が大変上手で、奥ゆかしい方で既に二人は60才を超え、暮らしは年金生活者という。西村さんは、日本精機が台湾に工場を作る時に参加。創業時代に苦労し、確か工場長次長の地位だったと思う。今回日本精機の友人と小生に会う目的で長岡に立ち寄られた。今話題のアヒガニスタンの直ぐ東にあるフンザ王国に日本人で始めて入った人としても知られている。三人娘は、三人とも凄い美人であるが、すべて外国人と結婚された。アメリカ人、アメリカ人、ガーナ人。それがすんでほっとされたそうである。今後ブラジルで小さな牧場を買い、ブラジル日本を交互に行き来する生活をするという。質素であるが夢のある楽しい生活と思う。


西村久平さん夫人チトさん


9月23日
『快晴、苗場山に登る』
早朝、5時半起きにて長岡出発。増田電機の増田さん。FMながおか の脇屋雄介氏と3人での山歩き。勿論私が一番の足でまとい。初の芝、中の芝。この中の芝の風景が良い。続いて上の芝の当たりに、祖父駒形十吉氏の書いた、松木酒井両氏の三角岩の顕彰碑を拝見。松木酒井の先人は長岡の人で登山を愛好リーダー的な人だったらしい。戦争で亡くなられた。


三角岩顕彰碑と佇む人

その近くに、鈴木牧之が北越雪譜で指摘した「天下の霊観」でこの記念塔は、脇屋雄介さんのひいお祖父さんの「大平あきら」さんという方が書を書いたそうである。我ら三人は、祖先を偲びつつ、恐れ多くも天下の霊観記念塔で、(その下やそのふもとでなく、その岩の上で)酒盛りをした。祖先も喜んでおられたであろう。


9月18日
『キヤノン販売関東地区販売店会参加』

本日キヤノンの販売店会(品川プリンスホテル)と東京地区展示会に参加。キヤノンのいう今回は弾が揃った(小型機もネットワーク型も新製品がある)ので戦いやすい。キヤノンと共にIT時代を勝ち抜こうという気持ちになった。会の冒頭で村瀬社長は「ニューヨークの彼の自己は、われわれにこのIT時代のセキュリュリティー
の重要性を改めて指摘したと言える。これは電子化やデータのBACK UPの万全の体制をとる必要があると訴えている」と指摘された。 懇親会の席でキヤノン販売、村瀬社長に伺ってみた「今後キヤノン販売の株はどうなるでしょう?ひと頃より大分下がっていますが」「今日(18日)はすこし上がって850円位ですか。この株を会社資産で割り、会社を解散したとした場合、1600円位になり、今の時価が低い。今が買い時と言えるかも知れない」と現在の評価に不満。あるいは今がチャンスを話されていた。又「キヤノン販売の株は、51%強をキヤノンが持っており、17%が外人が持っている、従って流動性の中で外人の占める割合が多い」とも指摘された。次いで私は「今回、ヒューレット・パッカードがコンパックを買いましたが、この話しには、キヤノン陣営には話がなかったのですか?」「全くなかった。水面下で進められた。」「われわれには、コダックが身売りする時(アメリカの複写機部門の分離売却の時は話が来たが)今回はなかった。ヒューレットが買ったといっても、金を払ったわけではない。単に増資してその増資した株券をあげただけなのだ。従って株価は下がり実際には未だ幾らで購入したと、落ち着いた決着段階ではないのだ」と云う意味の事を云われた。トップの人にお話を聞くのは興味深いものである。多くの方にこのキヤンぺーンに頑張る旨宣言してきたので、今後は益々苦しい。しかし明るさも感じたビジネスパートナー会だったと思う。


キヤノン販売、村瀬治男社長


和同情報、木村社長の乾杯



9月15日
『意気上がる「田中真紀子を応援する会」』


長岡市「大黒」で15日PM4時より田中真紀子を応援する会が行なわれ、総勢20名の参加者がありM7時半成功裡に閉会した。冒頭、県会議員の太田修氏が抱負、いきさつなどを述べられ、会の名称には「期待する会」の方が良いという意見もあったが、正式に「勝手連/田中真紀子を応援する会」に決まった。渡辺千雅氏より制作途中のホームページゲストの広井忠男氏の真紀子同級生(早稲田大学時代)としての思い出やエピソードをお聞きし、次ぎに、ゲストに政治評論家の渡邊正次郎氏のスピーチを頂き前半部分を終了。


渡辺 正次郎氏

提案事項では、今度の12月16日の田中角栄の命日に「角栄忌」と名付けた、記念講演会と懇親会を大黒で行なおうと云うもの。これも満場一致で採択された。第二部懇親会でも自由闊達な意見が交わされ、談論風発。しっかり自分の意見を言える批判精神旺盛の人たちがこの会を成功に導いた原因だろう。広井忠男氏の相撲甚句、伊能晃氏の早口漫才など役者も出て会を盛り上げ、花を添えた。サンライズ工業の矢代節也氏はこの種会合は、女性の参加者が多いと成功する。今回も数名おられて良かったが、今後もそこがポイントだと感想を話された。


9月14日
近代事務機決起大会参加
夕刻、近代事務機の決起大会に参加した。何を決起するかと云えば、「近代事務機創立40周年フェア成功に向けて」「キヤノンのグランドフェア入賞」に向けての決起である。久しぶりにこの種会合に出られたわれらが、近代事務機駒形会長は、昨今のアメリカ、ニューヨークのテロの話題にふれて「われわれの若い時は死ぬ気で生きて帰るとは思っていなかった。死ぬ気であればなんでもできる」とハッパをかけられ。近代事務機社員は明日より死ぬ気で頑張ることになった。さあ大変だ!キヤノンより関東浅田本部長、岩崎副部長もお見えになり盛上がった決起集会であった。こらからが勝負だ。

『県美「日本画の三人」拝見』
本日PM2時より「日本画の三人〜みずみずしい生命の息吹〜」というテーマで、大矢紀、三輪晃久、山崎隆夫の三作家の回顧展オープニングが新潟県立近代美術館で行なわれた。テープカットで作家を代表して三輪晃久氏は「60才代でこのようなまとめた展覧会をして頂いて有り難く思っている」と謝辞をのべられた。
多くは遺作展か、もしくは80代の老大家の回顧展となる場合が多いとの事。パーティー会場で、大矢紀氏は「志しを高く持ちこれからも頑張りたい。日本画とは何かを問う。問いつづけるような努力をこれからもしたい」と述べられた。山崎隆夫氏「今までの作品を見て、何かしょうもないようなことをしてきたな」という述懐をのべておられた。会場では旧知の諸先輩にお会いでき大変有り難かった。新潟日報元専務の石堂平也氏は「大矢紀の山の迫力に心を打たれた」と感想を述べていた。小生は山崎隆夫の海底を泳ぐお魚に天井に光のあたる楽しい絵が好きになった。偉そうな事を少し云えば、大矢の作品には日本画とはこういうものか。という楽しみ方を教えて貰える気がする。ずっと洒落た技巧の洗練された作家と思っていた山崎氏には意外と茶目っ気であったり面白い作家と思った。少し山崎を研究しよう。そう思った。ひどいのは三輪晃久氏である。何か大きい自然を描こうとしているが、大きくならず、自然の気韻を伝えようとするが、精髄には至らない。モンドリアンににてモンドリアンに非ず、前田常作に似て、前田常作に至らず、ワイエスの描く風景に似てワイエスには行けない。初期日展の「川」は良かったが、後は良く解らないがハッキリに未完成作家といわれても仕方がないのではないだろうか。大矢と三輪晃久を一緒に並べる冒険が正しいのかどうか?これは県民会館で行なわれた「柴田長俊」「鈴木力」の二人展の時もそのことを感じた。言い過ぎあれば若気の到りで今回は許されたく(駒形豊記)
最後にこの展覧会は10月28日まで
10月6日午後2時より同美術館講堂で美術評論家による講演会
「現代日本画とその魅力」草薙奈津子氏が開かれる。入場無料



9月11日
『コンパックとHPの合併』
9月5日の報道と思うが、コンパックとヒューレット・パッカード社の合併が報じられていた。これは合併と云ってもコンパック側の買収と見られ、ヒューレットと従来日本では横河と関係が深く、キヤノンとも近い感じであった。コンパックは2年程前にDEC(デジタル・イクイップメント社)との合併も済ませており、これで幅広い、コンピュータ業界のハードもサービスも提供する会社になるものと理解している。9月6日付けのコンパックコンピューターの営業統括本部長名の認定製品取扱店様のメールがキャノン販売からのメールに添付して届けられ、「当面2社別々のオペレーションを継続」合併が法的に承認され次第、具体的作業に入り、「来年前半を目処に合併を完了する予定」と通知している。キヤノン販売では従来通り、現在では主流のPCになっているコンパックを引き続き供給するものと我々は理解しています。


9月10日
『田中真紀子を応援する会』
いよいよ有志による田中真紀子を応援する会がいよいよ 立ち上がる。第一回の会合は懇親会も兼ねて9月15日(土)PM4時より駅前大黒3Fデ開かれる。本日付けのスポニチ全国版にも紹介されて、問い合わせてが増えつつある。
スポニチホームページ
http://www.sponichi.co.jp/


9月9日
『芋煮会』
秋晴れの一日、長岡遊食会や有志の皆々様と信濃川の河原で芋煮会を楽しんだ。リーダーの川上修君がグルメで野外での食事大好き人間。芋煮、焼き鳥と、レガール(ケーキ屋)さん提供の自家製ビールと。いうことなしの楽しい一日だった。7家族位小さなお子さま連れが多くフェーン現象の暑い晩夏に陽焼けした腕をさする。


9月8日
『あさひ銀株異常な動き』
昨日9月7日(金)あさひ銀の株の動きが異常な動きをして話題になった。朝方から大量の売りが出て、売り物だけで買い手がつかない状況。結局売買高東証一部7億4千8百万株の14.7%を占める1億1千万株の大商いの27円安終わり値161円で引けた。退け際10分前にはドロウ(売買中止)になり、東証側はあさひ銀幹部が大和銀行に統合を申し出ている事実を周知徹底したいようである。300円前後からだらだら下げてきたあさひ銀行は規模の割りに安い感じであったが、ここにきて大きい流れの合併再編の動きに乗り遅れ苦しい
選択をせまられているようだ。それにしても、外国資本か大きなヘッジファンドの売り物を野村証券が拾ったとの噂もあり、市場を一部おもちゃにして操作すり勢力があるのは、いかがな物か。まだあさひ銀行自身について予断を許さない状況で注意する必要があるだろう。


『雅楽愛好会立ち上げられる』
本日8日長岡雅楽愛好会が設立された。長岡市千代栄町の西楽寺で。これは同寺で行なわれて雅楽会をFM長岡の脇屋雄介氏が協力し、氏が会長になりより一般フアン向けの開かれた新愛好会を開くもののようだ。誰でも入会することができ、参加できる。ミィーティングの後雅楽の演奏が少しあったが、ド素人の人も優雅な音色に聞き惚れていた。




9月1日
『日本ゲートウエイの撤退』
発表によれば日本ゲートウエイは、8月29日付けで日本国内のすべての営業活動から撤退と発表。驚きは隠せないところ。外資系の回転の早さか、経営危機なのかわからないが、赤ベコなどの愛称もあり、身近に同社のメンテを受け持っていた会社もあり、改めてこの世のスピードの早さを感じる。
日本ゲートウエイのホームページ
http://www.gw2k.co.jp/

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